オフィスビルのスタバの窓を満たす雷光。
夜は妻と週末の予定を立てる。
Miles Davis『Birth of the Cool』を聴く。

BIRTH OF THE COOL

BIRTH OF THE COOL

クールな音楽を作ったのではなく、黒人の天才以外にも開けたインターフェースを設けたことに意義がある、各人の音色も温かい。「Boplicity」での裏地をひっくり返したようなギルの音の重ね方に、「Deception」でのマイルスの後年のオルガンを想わせる洗練されていない不吉なバックの轟き。