空いた隣の席へ上半身を横たえ少しだけ眠り、ニューヨークのJFK空港着、タクシーでチェルシーのファッション26・ア・ウィンダム・ホテルへ。
夜、「Village Vanguard」へ行きPaul Motian 4(Paul Motian :ds, Tony Malaby :ts, Mark Turner :ts, Bill Frisell :g)のライブを観て、御大たちが支えるトニー・マラビー、マーク・ターナーの現代テナー二大巨頭揃い踏みの絵づらに身震いする。
筆法の異なる2人のテナーサウンドの咆哮の贅沢なブレンド、マラビーはターナーのプレイを目を細めて見守り、ターナーはマラビーやフリゼールの音を真摯に見つめる。